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家づくりアドバイザーのスマイルブログ

いつもありがとうございます。
今日は少し難しいですが、「工事の発注方法を確認」をご説明します。
上の文を見たときに、どういうことなんだろう?と思う人もいるでしょう。
一生懸命考えて、そして家づくりを依頼したのに、違う会社が建てるのでしょうか。
実は住宅会社によって、直接大工さんや職人さんに工事をお願いする会社もあれば、下請けの会社にお任せする会社もあるのです。
住宅会社は、その会社の様々な事情により、工事を発注する方法は違うのです。
簡単に説明しましょう。
まず最初は、大工さんや職人さんに直接工事を発注することはもちろん、材料の発注から現場管理まで、自社で全てを行っている会社があります。
このことを自社施工と言っています。
地場工務店や地域ビルダーはこのパターンが多いのです
あなたが支払ったお金は、しっかり工事に活かされますね。
次に下請けの会社があって、そこに家づくりをほぼ丸ごと発注し、下請けの会社が工事の発注や現場管理を行う会社もあります。
大手ハウスメーカーのほとんどは、この方法で工事を行っています。
この場合、あなたが家づくりを依頼した会社(元請け)と下請けの会社の2社分の利益が、住宅価格に上乗せられています。
さらには、下請けの会社に家づくりを発注して、その会社がさらに下請け(孫請け)の会社に工事を発注することもあります。
これは言うに及ばず、3社分の利益が価格に上乗せられるでしょう。
あなたと大工さんや職人さんの間に多くの会社が入るようになると、それぞれの会社の利益が住宅価格に上乗せられることになります。
多くの会社が入る場合でも、価格決定権は元請けの会社にあります。
その中から自社の利益を引いて下請けの会社に工事を発注します。
下請けや孫請けの会社は、元請けの会社が決めた金額内で工事を行い、少しでも多くの利益を出そうとして、手抜き工事をしたり材料を減らしたりすることもありました。
この元請け、下請け、孫請けという構造がテレビで見る欠陥住宅ができる理由のひとつなのです。
少しややこしくなりましたが、家づくりをお願いする前に、どのように工事を発注しているのかを確認してみるのも、ひとつの方法ですね。
参考になりましたか?
それでは!

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